本・書籍を作るための印刷原稿の作り方
原稿の種類
本・書籍の作成に必要な原稿は、いくつかの種類があり種類ごとに解説いたします。
テキスト(パソコンデータ)原稿
テキストデータとは、お客様がワープロソフトなど(ワード、一太郎、テキストエディタなど)を使っての作成した文章のデータです。(書式や紙面の体裁などの設定が行われていない状態のもの。)ご支給いただいたデータを当社が組み版ソフトを使って編集作業を行います。
※推敲や誤字・脱字等のチェックが済んだデータをご支給下さい。
編集済みデータ原稿
編集済みデータ原稿とは、ご支給いただいたデータをそのまま使用し、当社で編集作業などを行わないで印刷にかかれるデータです。編集、校正の工程が省けるため低予算で作成できます。ご利用できるソフトは、MSワード、一太郎、Adobe イラストレーターなどです。編集ソフトから書き出したPDFも合わせてご支給下さい。
組み版の知識や、編集ソフトを使いこなせる方にお勧めです。ご支給いただいたデータを当社で出力し、一度確認を行っていただき本印刷に入ります
上記以外のソフトを使用の場合や、その他詳細については、メールまたはお電話でお問い合わせ下さい。
※データ入稿で本や書籍の印刷をご検討の方はこちらをご覧ん下さい。
手書き原稿
任意の原稿用紙に手書きした原稿。読みやすい楷書体でお書き下さい。当社で文字入力と編集作業を行います。
ダイレクト原稿
ダイレクト原稿とは、お客様がご自分のプリンター等で出力したや、白い紙に清書した紙ベースの原稿です。ご支給頂いた原稿をそのまま印刷します。
※ダイレクト原稿で本や冊子を作りたい方はこちらをご覧ん下さい。
その他の指示・注意点
・編集の指定(パソコンデータ原稿と手書き原稿の場合)
本の編集には、いろいろな細かな指定が必要ですが、そうした面倒な指示は全て当社に「おまかせ」いただいて結構です。(料金は発生いたしません。)
また、既存の本を見本としてご支給いただく方法や、パソコンで作った紙面に準じて組み版を行うことも可能です。
・表紙のデザイン
表紙や扉のデザインはお客様のイメージが、当社に伝わりやすい方法で指示をして下さい。手書きのラフスケッチ程度のものでも結構です。また、「おまかせ」でもかまいません。
※写真やイラストを当社で用意する場合や、複数のデザイン案をご希望の場合は費用がかかります。
・写真、図版などの原稿
写真原稿は通常の写真プリントまたは、デジタルカメラなどで撮影された画像データ(jpg、tifなど)のどちらをご支給いただいても結構です。図版などもイラスト原画または、画像データのどちらでもかまいません。
※低解像度の画像データは、キレイに印刷できない場合があります。
※図版などを当社で描き起こす場合は費用がかかります。
写真、図版などの本文中への挿入位置は、本文のプリンタ出力や原稿用紙に「画像データのファイル名」や「通し番号」などを使って指定して下さい。大きさやトリミングの指定も当社に伝わりやすい方法で指定して下さい。
例・写真プリント
写真プリントにトレーシングペーパー(半透明の紙)をかけて、通し番号やトリミングの指定を書き込むとよいでしょう。
例・画像データ
データとともにプリンタでの出力もご用意下さい。プリンタ出力にはトリミング、配置場所の指示を書き込むとよいでしょう。
・入稿前のチェック
入稿前には、十分な推敲を行ったうえ、原稿点数なども確認してご支給下さい。
特に「編集済みデータ原稿」と「ダイレクト原稿」の場合は、入念に校正をした上でご支給下さい。
「校正の注意点」をご参照下さい。
注意:印刷に使用するデータのみをご支給下さい。
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