MS Office、一太郎などでのデータ入稿
MS Office系ソフト「Word」、「Excel」、「Power Point」、「一太郎」などのデータ入稿もお受けいたします。上記ソフトは印刷物の制作用に作られたソフトではないためそのままでは印刷には使用できません。お預かりしたデータを当社にて印刷に適したデータ形式に変換し、校正を行なっていただいたうえ印刷工程に入ります。またデータ作成については下記の注意点がありますので参考にして下さい。
フォント
入稿データに使用されたフォントが当社のにない場合、別のフォントに置き換わってしまいます。この時、フォント(文字の形)が変わるだけでなく字詰めなども変化してしまうケースもあります。(オリジナルでは紙面におさまっているが、字詰めが変わっために紙面からはみ出したり、レイアウトが崩れてしまうことがあります。)
【対策】
- PDFに変換してご支給ください。PDF保存ができる方は、印刷に適した設定で保存したPDFでご支給いただくと安全です。 PDFの作成方法はこちらを
- 本や冊子の本文の文字など、そのドキュメントで基本となる文字には、MS明朝、MSゴシック、メイリオなどOSの標準フォントを使用する。
画像の品質
写真などのきめ細かさの度合いを表す尺度を「解像度」とよんでいます。解像度が高いほどきめ細かな印刷に仕上がりますが(一定以上は変わりません)、office系のソフトではドキュメントのデータ量を減らすために配置画像の解像度を下げてしまう機能があり注意が必要です。
【対策】
- 画像の配置をする前に使用ソフトの設定を確認する。
MSワードでは、「オプション」>「詳細設定」>「イメージのサイズと画質」>「既定の解像度」を220dpi以上とするのが理想です。 - PDFの保存は「高品質」な書き出し設定で保存しましょう。「web用」や「最小ファイルサイズ」などの書き出し設定は印刷には不向です。
- 入稿時に画像ファイルも合わせてご支給ください。当社で写真の補正や適正な解像度に直して再配置をすることもできます。(別途費用がかかる場合があります。)
カラー
上記ソフトで使用されているカラーモードは「RGB」です。印刷で使用される「YMCK」に変換する必要がありますが、その際に色調に変化が生じてしまいます。また、カラーモードによる変化以外にもPCのモニターで見る色と、紙に印刷された時の色が異なるります。
【対策】
- 当社からお出しする校正(カラープリンタ出力)で確認を行なっていただけます。(無料)
- より本番の印刷の色に近い専用機で出力した色校正で確認を行う。(有料)
MS Wordで冊子作成するには「MS Wordで冊子作り」を参照してください。
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