MS Office 365、2010からのPDF作成
MS Office(ワード・エクセル・パワーポイントなど)からPDFの作成方法を紹介致します。2007以降をバージョンをご使用であれば、Adobe Acrobatがなくても簡単に印刷に適したPDFを作成できますので、印刷原稿作成の参考にしてください。
ここではMS Word 365を使用して解説いたします。
1.選択画面
ドキュメントの完成後、画面左上の「ファイル」タブをクリックすると下図の画面(Backstage) に切り替わります。左側の「Adobe PDFとして保存」をクリックします。
MS Word 2010の場合は下図の画面となり、「保存と送信」をクリック、次に「PDF/XPSの作成」をクリックします。
2.保存オプション
上記の操作で保存ウインドウが開きます。オプションボタンをクリックしオプションを確認します。
オプションウインドウが開たら、「PDF/A-1a:2005に準拠しているファイルを作成(1)」にチェックをしOKボタンをクリックします。
保存ウインドウに戻り、ファイル名、保存場所を指定し保存ボタンをクリックし終了です。
MS Word 2010の場合は下図の画面となります。「ISO 19005-1に準拠(PDF/A)」にチェックをしOKボタンをクリックします。
3.確認
次に出来上がったPDFを確認します。PDFを開き「ファイル」>「プロパティ」から「概要」タブで、ページサイズを確認して下さい。(作成する印刷物の仕上がりサイズと同じになっている必要があります。)
「フォント」タブでは、このドキュメントで使用されているフォント名が表示されます。全て「埋め込みサブセット」となっていることを確認します。埋め込みに対応していない古い規格のフォントは、埋め込みができない場合があります。元のアプリケーション(ここではMS Word 365)に戻って別のフォントを指定し直します。
※使用しているはずのフォント名が表示されていない場合は、埋め込みができずに別のフォントに置き換わった可能性があります。
※「フォントの埋め込み」とは作成したPDFにフォント情報を埋め込み、そのフォントがインストールされていないPCで開いても作成環境と同じように画面表示と印刷が可能になります。
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